・核兵器を保有する国あり
・核兵器保有国は核兵器保有均衡による使用抑止力を得る
・核兵器保有国とその傘の下に置かれている国は故に核兵器保有を肯定し使用禁止条約を否定する
*核兵器保有国とその傘の下に置かれている国は使用禁止条約を否定し核兵器廃絶を訴えることは可能である。つまり、核兵器が使用されない抑止力の下に身を置き、そして核廃絶に向かうことは否定されない
*然し、被爆国はその二面性はあり得ず赦されない
人類の中で初めてその残虐なる被害に遭い、人類の中で唯一、人道上赦されることのない被爆を経験した国は、核廃絶を言うのであるなら核兵器への完全否定以外は否定される立場に置かれている。核兵器完全否定とは核廃絶を言うものであり核抑止力をも否定する完全性である。唯一の被爆国である日本はその絶対性の否定を常に人類への使命とするものであり、それは全人類から求められているものでもある。日本に原爆を投下したアメリカが核兵器廃絶を言う国であるのであるから、この日本国の立場は理解されるものであろう。核兵器使用禁止条約批准国は日本への原爆投下のその惨劇を知り条約を批准している。この事への日本国の裏切りは国際社会で強い失望感と共に激しい怒りとを買うものでもある。核の傘の脆い束の間の平和を吹っ飛ばす核兵器廃絶を大胆に貫くならキノコ雲の傘の上空に常にある恒久の蒼天を被爆国日本は人類に対し拓く。
以上Mon, Aug 23, 21_
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